おはようございます、読売ランド前の美容室cotoです。
今日は大荒れの天気だそうですね。。。
お越しいただくお客様は気を付けてご来店くださいませ!
さて、今日はヘアカラーのお話。
ヘアカラーをされている方の中で、数か月経つと毛先が
金髪くらい明るくなっていること、ありませんか?
時間が経つと色が抜けてくるのはわかりますが、
金髪にした覚えはないのに・・・って。
実はヘアカラーをするとき、ブリーチ(脱色)とカラー
(染色)がほぼ同時に起こっているのです。
黒髪の状態に色を入れるだけでは明るい髪色にはなりません。
黒髪をブリーチして明るくなったところに色を入れます。
黒い画用紙に色を塗っても良くわからないのと一緒ですね。
自分の元の髪色よりも明るい色にするには強弱はありますが
ブリーチすることが必要となります。
そしてここが問題です!
希望の色・明るさにするときに、それよりもちょっと明るく
なるようにブリーチ作用は設定されています。
ヘアカラーの明るさを決めるときに数字を使うことがありま
すが、例えば10トーンのカラーにしたい場合、ブリーチ力は
11トーンになるようにしてあります。
えっ?なんで10トーンにしたいのにそれより明るくするの?
希望の色よりも少し明るくなるようにしておかないと、色が
入った時に暗く感じてしまうからです。
なので、その日の仕上がりは10トーンでも実際は11トーン
まで髪は明るくなっているので、日が経つにつれてカラーが
抜けてくると金髪くらい明るく見えてしまう、ということです。
(ヘアダメージによってさらに明るくなることもあります)
なるべく色が抜けない方法(これはまたの機会に書きますね)
をしつつ、抜けてしまったら色味を足せばOKですよ。
色が抜けたままにしているよりも、季節に合わせて、気分に
合わせて、色をもっと楽しみましょう!